今日は一転して下げでしたが、11時前後からの急落にはびっくりしました。
その急落前までは日経平均にボロ負けしていましたが、下落後は互角の数字になりました。
ナンピンに走ったあおぞら銀行 (8304)は、相場の下落風の影響をほとんど受けず、
下げ止まったかに見えるローソク足になりましたので、
これからは高配当を旗印に、改めての上昇を期待したいところです。
先週の決算後に急落していたニプロ (8086)は、
今日プラス4.22%をマークして、ほぼ決算前の元の水準に復帰してきました。
25日線も回復していい感じです。
一方で、リコーリース (8566)やオリックス (8591)、三井物産 (8031)は不振が続きます。
お互いにプラスとマイナスを相殺し合って全体を安定させるのがポートフォリオですから、
陰と陽が交錯するのは当然だと思って見守ります。
昨日の日経プラス10で、サウジアラビアの特集をしていました。
ここの政情不安は、今後の主要な地政学リスクの一つになっている模様。
石油資源にあぐらをかいて、将来的な見通しを持たずに贅を尽くしている印象が強く、
とても好きにはなれない国です。
政情不安の原因は、王族の権力争いのようですから、
拘束でもクーデターでも暗殺でも、何でも無礼講でやっとくれという感じ。
仮に日本への原油輸出が滞ったとしても、車も石油ストーブも使用しない私にはほとんど関係ありません。