私は結構ひどめの頭痛持ちです。
大人になってから発症したのですが、
・後頭部から首筋、目の奥の鈍い痛み。
・コーヒーや入浴で和らぐ傾向。
・我慢して普通に生活出来る第一段階と、眠ることすらできず、強い吐き気も催す第二段階がある。
といった特徴があります。
慢性の頭痛は、偏頭痛と緊張性頭痛に分類されるようですが、
上記のうちいくつかの症状は、緊張性頭痛に特徴的なものだと思います。
ところが、一般的に緊張性頭痛は比較的軽い第一段階のみで済むらしいのです。
私の症状が第二段階に進んでしまうと、日常生活を営むどころではなく、
眠ることさえできないので、ひたすらのたうちまわって治るのを待つしかないという生き地獄です。
このあたりは偏頭痛も混じっているのか、あるいは緊張性頭痛の例外的な症例なのでしょうか。
頭痛持ちになって何年か苦しんだ後、市販のノーシンが効くことを知ったのが最初の福音でした。
それまでは、コーヒーをがぶ飲みしたりしていましたので。
また、第二段階に進行した場合は、ノーシンとロキソニンとの同時飲みを採用すると、
やや相加効果があるかなという傾向がわかってきました。
ところがその後、月によっては20回以上も薬を服用してしまうような由々しき事態になってきました。
そこで革命的な福音をもたらしたのが、腕を左右に振って、肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチです。
これを毎朝3分行った結果、薬を飲む回数が激減し、月平均3-5回程度になりました。
予防としても大きな効果がありますし、第一段階の弱い頭痛が起こった時に行えば、
症状を押し戻して回復する効果もあります。
発生を完全に防ぐことはできませんが、それでもこのストレッチとの出会いは革命的でした。
緊張性頭痛の主な原因はストレスだそうで、確かに思い当たる節はあります。
仕事から解放されて、自由な生活を手にいれた暁には、
たぶん、頭痛とは無縁になるんじゃないかなと思います。
最近は、第一段階に至りそうな、かすかな「違和感」が頻繁に襲ってきて、
その度にストレッチで撃退する毎日が続いています。
ストレッチは、ほぼ毎食後に行っている感じ。
よっぽどコンスタントにストレスが溜まっていく生活なんだなと実感します。