三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

今回の上昇は、衆院解散に依るものではない?


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ポートフォリオは、まあまあな反落。

今週は指数に連敗で、あまり気分はよくありません。

 

昨夜のNHKニュースでは、日経平均高値更新をトップで報じていましたが、

登場したアナリストの挙げた3つの要因の中に、なんと衆院解散は入っていませんでした。

ほんまかいな?

 

東芝の売却先が、ベインキャピタルを中心とする日米韓連合に正式に決まったとか。

となると、ベインの資金調達の為に、すかいらーく (3197)の売り出しが再来するのでしょうか。

ちょうど優待券が届いて、すかいらーくに対する投資家心理は良くなっているかもしれませんが、

これから優待券が使用されると、売上には想定以上にマイナスになると予想します。

いろんな材料がないまぜになるので、株価の行方は全くわかりませんが、

良きところで残りの500株を処分できればと目論んでいます。

無理っぽいですが、税引後で40,000円の売却益が目標。

 

昨日の王座戦第2局、羽生二冠は中村六段に完敗。

第1局を逆転で落とした流れを変えられませんでした。

このまま寄り切られてしまうと、ついに羽生一冠(というか羽生棋聖)になってしまいます。

竜王戦に集中を、とか無責任なことを言っておきながら、

王位失冠、そしてもし王座も失冠となると、竜王戦に明るいイメージが抱けません……。

 

タイトル通算100期にあと2つですが、もし王座失冠、竜王奪取ならずとなった場合、

来期の棋聖戦以外で、最低1つは挑戦権獲得から始めないといけないので、いかに羽生二冠と言えど簡単ではなさそうです。

渡辺竜王が「タイトル戦は、奪取より防衛の方が遥かに容易である」ことを

彼らしく論理的でわかりやすい表現で説明していました。

奪取するには、予選からタイトル戦までを通して8割くらいの勝率が必要ですが、

防衛は、タイトル戦で勝ち越す、つまり5割ちょっとの成績で可能だからです。

勝率8割というと現在の藤井聡太四段並みですから、

特定の棋戦の対局限定ではありますが、藤井四段並みの成績を残せた棋士のみがタイトルに挑戦できることになります。

毎年誰かは挑戦することになるとはいえ、その誰かになれるのは極めて狭き門で、

タイトルを防衛するよりも難しいのは明らかです。

 

昨日の王座戦棋士控え室で映った豊島八段を見ると、心なしか、充実していて自信に満ちているように見えました。

今期のA級はこのまま豊島八段が制して、来春には新名人誕生のような気がしてきます。

「豊島名人」という呼称にも、違和感はなさそう。

藤井四段に対して、東海地方に(何十年ぶりかの?初めての?)タイトルをという声がありますが、

一宮生まれの豊島八段は、現在は関西在住ですので、東海地方の棋士には入らないようです。