三太夫の「おれのいうことは正しい」

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羽生三冠、永世七冠への挑戦


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先日の第30期竜王戦決勝トーナメント準決勝で、

羽生三冠が稲葉八段に勝ち、挑戦者決定三番勝負への進出を決めました。

1組トーナメントでは敗れている松尾八段と対戦します。

 

羽生三冠は、今年新設された叡王戦を除く七つのタイトルのうち、

この竜王を除く6つについては、永世称号を獲得しています。

羽生ファンにとっては(もちろん御本人もだと思いますが)、

竜王位をあと1期獲得しての永世七冠達成が悲願なのです。

 

今期の竜王戦藤井聡太四段の登場により、いつも以上に耳目を集めましたが、

羽生三冠が「あの」渡辺竜王に挑戦するとなれば、ものすごい盛り上がりになるでしょう。

羽生三冠は、堂々たる横綱相撲で相手の得意戦法を受けて立つ棋風ですが、

もし竜王挑戦となった場合には、勝負にこだわった姿勢で臨むのではないかと期待します。

もちろん、ある意味勝敗を超越した求道者みたいな羽生三冠も格好良いのですが、

勝ちにこだわる人間くさい羽生三冠の姿も見てみたい気がします。

 

羽生三冠は、棋聖戦では斎藤七段を(傍目には)あっけなく退けて防衛しました。

一方で進行中の王位戦では、菅井七段に対して2連敗スタートとなっています。

秋の王座戦では中村太地六段が挑戦者に決まりました。

もし王位と王座を防衛すると、通算タイトル数がちょうど100に達します。

売り出し中の若手に胸を貸す厳しい対局が続いていて、もちろんどれも勝って欲しいのですが、

特に今回の竜王戦は特別な想いで見守っている羽生ファンが多いと思います。

 

話は変わりますが、正々堂々とした横綱相撲で若手に胸を貸す羽生三冠の姿勢は、

立ち合いで変化ばかりしながら大記録を達成した某横綱に是非見習って欲しいものです。

 

勝ってもガッツポーズしたりしない。

勝負のついた相手に駄目押ししたりしない。

負けた後でもきちんと礼をする。

そして横綱は小細工などせず、正々堂々と相手に胸を貸す。

 

日本人に特徴的な謙虚で慎み深い立ち振る舞いですが、土俵上ではないがしろにされている気がします。