三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「野球」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれものの世迷言

キヤノンのM&A力


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元気無しで右肩下がりの金曜日でしたし、

OPEC総会後の原油ETFの暴落もあったので、ポートフォリオは無残でした。

しかし、覚悟していたほどではありませんでした。

相場の勢いは、いったん完全に止まったようですので、

日経平均が2万円を超えていくかどうかはあらためて仕切り直しですが、

個人的には大暴落でも(の方が)いいです。

 

日経新聞に、保有銘柄のプラス記事が出ていました。

ひとつめはキヤノン (7751)で、今期の好業績に乗っかって有利子負債を返済するとのこと。

2015年12月末時点では、たった15億円だった有利子負債が、

東芝メディカルシステムズを6655億円で買収した結果、2017年3月末には6532億円に。

買収費用は、ほぼ全額を借金で賄ったと。

今回は、そのうちの1000億円を返済するという報道です。

今後のM&Aに備える意図もあるそうです。

 

いろんな会社の動向を見るにつけ、M&Aはかなり振れ幅の大きい諸刃の剣という印象です。

東芝日本郵政に至っては、買収してプラスになるどころか、

大きな減損要因になってしまったのですから、目も当てられません。

確か日経プラス10だったか、日本企業のM&Aは、

結果的にほとんどが失敗に終わっているというような話をしていた気がします。

特に海外企業の買収が難しいのかもしれませんが、

キヤノンに関しては、東芝メディカルシステムズに加えて、

キヤノントッキやアクシスコミュニケーションズが今期巻き返しの原動力になっています。

キヤノンの企業選定眼は頼りになりそうな気がしますので、今後のM&Aにも期待します。

 

もうひとつの記事は、日本マクドナルドホールディングス (2702)です。

株価が15年ぶりの高値に達し、優待株から成長株へ?という内容。

直近の上昇が、成長株としての買いを集めた結果ではないかということですが、

株主ではありながら、成長株という形容はピンときません。

先の経営改革の時に不採算店舗を閉めたくらいですから、

新しく出店する余地がある訳ではありませんので、力強い増収増益をそうそう持続できるとは思えません。

優待と配当を安定して出せるだけの稼ぎをしっかり確保できる、そんな経営をして頂けたらと思います。

 

株価は、昨日の急落でついに落日かと思いましたが、

今日は、全戻しとはいかなかったまでも、半分程度は戻すという結構力強い反発でした。

まだ潮目は変わっていないのかも。