昨日、好調な決算発表を行ったキヤノン (7751)ですが、
その内容は、数日前の観測記事とほぼ同じだった気がします。
その報道の翌日に既に騰がっていたので、今日はもう反応しないか、
あるいは出尽くしで下がるかもしれないとも思っていたのですが、
まさかまさかのプラス3.70%という、報道翌日以上の騰がり幅でした。
キヤノンは700株を保有していますが、利益確定する気は全く無いので、
とにかく業績と配当の安定した推移を祈っています。
一方で今日は、積水ハウス (1928)が元気のない右肩下がりでした。
ここのところ指数に対して逆行が続いていたサカイ引越センター (9039)も、
今日は順行で、しかも引けにかけてずる下がりのマイナス4.61%と嫌な感じです。
昨日、本決算の上方修正を発表していたソネック (1768)は、
寄り付き前に板を見てみたらストップ高になっていたので一応喜んだのですが、幻だったのでしょうか。
それでもプラス4.68%だったので、良しとしましょう。
買値604円で、優待がクオカード1,000円。配当利回りが1.65%。
2年前から保有していますが、配当がイマイチなので、
この好相場のうちに利益確定して卒業することも検討中です。
一方、デクセリアルズ (4980)とエクセディ (7278)から本決算発表がありました。
デクセリアルズは、高配当に釣られて500株までナンピンしてしまったものの、
その後も止まらない下げトレンドに巻き込まれて長期の塩漬けになっています。
買値でも配当利回りが4%を超えているというのが、塩漬けに耐える唯一の救いでした。
昨期は、悪業績の中でも頑張って配当は据え置き。
そして、据え置いた配当55円に対して1株利益が15.85円となった昨期の業績を受けて、
あえなく今期は大幅の減配予想(40円)とあいなりました。
税引後で計6,000円の配当収入減です。
ただ、業績は急激な回復基調となっていて、今期の予想では1株利益が昨期の3倍。
減配後、買値に対する配当利回りは3%ちょうどになりました。
これで株価は急落するでしょうが、ここでどう動くかが問題です。
業績回復傾向を見込んでナンピンすべきかどうか。
「反射防止フィルム」という製品が、新たに成長ドライバーになってきたということですが……。
エクセディの方はお気に入り10銘柄の一つですが、こちらは増配で期待に応えてくれました。
ここ数年は70円の一定配当が続いていたので、
減配の恐れも抱かず、増配の期待も無かったというのが正直なところですが、ありがたい株主還元です。
内容の充実したカタログギフト優待を安定して続けている実績もあり、お気に入りになっています。
金額的には、デクセリアルズの穴を埋めるところまではいきませんが、
買値での配当利回りが3.5%に達しましたし、気分的にはだいぶ救われました。
さて、明日はリコーリース (8566)、既に増配を発表しているサカイ引越センター(嫌な流れを変えてくれ!)、
日本管財 (9728)、JPX (8697)から決算発表があります。
リコーリースには5円の増配を期待していますが、JPXは大幅減配だろうなと覚悟しています。
大事な金曜日。