ついに110円を切ってしまう円高を受けて、今日の相場は大きく下落しました。
ダブルインバースは、今日の高値でついに水面にタッチしました。
明日も大きく続落すれば(!)、5ヶ月ぶり2回目の利益確定が現実味を帯びてきます。
そんな全面安商状の中、サカイ引越センター (9039)は逆行高を演じてくれました。
もしやこれも、先日の岩井コスモ証券によるレイティング引き上げの効果なのでしょうか。
直近の高値を場中に抜きましたが、その後は下がってきて長い上ひげになりましたので、
ひとまず頭打ちとなるか、高値を突き抜けて新しいトレンドに入るのか、今後が注目ですが、
ひとまず今日、100株を利益確定しました。
税引後で9万円近い売却益は、単一銘柄としては自分史上2位の記録です。
サカイ引越センターは、トランプショックで急落した日(11月9日)に100株を買い増せた幸運もあって、
合わせて300株を保有していました。
お気に入りの10銘柄に含めてはいますが、配当利回りは1%半ばですので、
近年増配傾向にあることを加味しても物足りない水準です。
今回は100株を利益確定しましたが、残り200株は握りしめて今後の推移を見守りたいと思います。
優待は100株だけで頂けますので、もう一段階騰がるような局面になった場合、
まだあと1回利益確定のチャンスはあります。
お気に入りであっても、配当利回りが低い場合はそれほど執着せずに利益確定できます。
今日はイオン (8267)、明光ネットワークジャパン (4668)、コメダホールディングス (3543)という、
優待3銘柄の決算発表がありました。
イオンは、四季報では「連続増配も」と記載されていましたが、現状維持でした。
それでも、配当30円に対して、1株当たり純利益は今期13.44円、来期予想17.90円です。
財務健全性もかなり低いですから、大丈夫かいなと心配になります。
コメダホールディングスは、来期も50円配を維持する予想で、
拡充への期待の声が強かった優待については変更がありました。
優待変更についてのリリースをまず読んだのですが、
それによると、商品との交換オプションの廃止、有効期限の延長、
そして1,200円から1,000円への減額(!)というものでした。
ところが、「議決権行使の促進策に関するお知らせ」という別のリリースには、
株主総会での議決権を行使すれば、500円をチャージしてくれるとありました。
ただし、もともと1,200円 x2 = 2,400円/年だったものが、
1,000円 x2 + 500円 = 2,500円/年に変更されただけなので、
ほとんど現状維持に近い結果となっています。
拡充はしないまでも、保有株数に応じたバリエーションは設定して欲しいところです。
すかいらーく (3197)のように、株数が増えるほど利回りが上がる設定だと最高なのですが……。
明光ネットワークジャパンは、中間期決算なので配当に関する変更はありませんでしたが、
期初のかなり悲観的な予想を大きく上方修正してきました。
個人的には、予想は極力厳しめに出しておいて、後で上方修正するパターンが好きです。