今日はまず配当の権利落ちが注目でしたが、明暗が分かれました。
暗部は、
デクセリアルズ (4980)、マイナス4.10%
ウチヤマホールディングス (6059)、マイナス3.90%
オカダアイヨン (6294)、マイナス3.80%
リコーリース (8566)、マイナス3.02%
日本管財 (9728)、マイナス2.19%
JCU (4975)、マイナス2.18%
といったところ。
対して明るかったのは、
ビーアールホールディングス (1726)、プラス4.10%
ニプロ (8086)、プラス0.13%
三井物産 (8031)、変わらず
近鉄エクスプレス (9375)、マイナス0.58%
エクセディ (7278)、マイナス0.60%
あたりでした。
ニプロは、田辺製薬販売という後発薬事業会社を買収するとのこと。
ジェネリック医薬品事業の収益性や将来性についてはよくわかりませんが、
親会社である田辺三菱製薬が、子会社である田辺製薬販売を手放す理由としては、
競争の激化や薬価の引き下げ圧力が厳しい点を挙げています。
買い取ったニプロがうまく運営していけるのかどうかわかりませんが、
これがプラスの一手となることを期待しておこうと思います。
今日の株価は上記の通り、権利落ちにも関わらずほぼ横ばいでしたが、
この材料がプラスとなって相殺されたのかもしれません。
下がらない銘柄が思ったより多かった権利落ち日、という印象もあったのですが、
ポートフォリオ全体のマイナス額は、何故か結構なレベルに達していて、日経平均にボロ負けです。
もうひとつ、実はこちらの方が気になっていたのは、すかいらーく (3197)の値動き。
1.58%のプラスとなり、ひとまずは安心。
売り出し第2弾がいつ来ないとも限りませんので、できるだけ貯金を作っておきたいところです。
そして最後に、無配ながら一応3月銘柄でもある、
イーブックイニシアティブジャパン (3658)かなり大きなびっくりが。
2週間ほど前に、業績発表を材料にしてストップ高を演じ、一瞬含み損が無くなったものの、
その後は一転して値下がり率ランキング上位に連日顔を出し、すっかりしぼんでしまっていました。
例によって昨日17時のリリースには気づかず、今朝になってその内容を知ったのですが、
インパクトの大きさはいまいち理解できませんでした。
親会社になったヤフーと絡む内容だったので、
第一印象は、既に織り込まれている些細なニュースかと思ったくらいです。
ところが、材料としての破壊力は大きかったらしく、
今日は場中には取引が成立しないストップ高となりました。
株価は1,391円に達し、水面まであと40円くらいです。
さて、注目は明日もこの勢いが継続するのかどうか。
引け後の板では、1,391円での買いに3万株ちょっとが残っていますが、
この状況はどう判断すべきなのでしょう?
もう1回くらいストップ高をつけられるくらいの流れだとすれば、早売りは文字通り早計。
しかし、何と言っても無配銘柄ですし、買付余力が底をついている現状では30万円弱の資金回収は貴重。
と、2週間前の堂々巡りの再来です。
また取らぬ狸になるかもしれませんが、明日までは気もそぞろです。