三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

あかつき本社の怪IR情報


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騰がっても下がってもどちらでもいいものの、指数には勝ちたいというゲームが続きます。

今日は指数にボロ負けで、日経平均の上げ幅の3分の1くらい。

逆行安の持株もちらほらあって完敗です。

すかいらーく (3197)も今日はマイナスでした。

コシダカホールディングス (2157)については、一時的な調整なのかどうか不安になってくる下げ。

75日線に絡んでいて、上昇基調を保てるかどうか重要な局面になっている銘柄がいくつもあります。

 

昨日は、あかつき本社 (8737)からIR情報の開示がありました。

「期末配当に関するお知らせ」という表題だったのですが、

まず冒頭に「期末配当予定と株主優待制度を以下の通りに変更する」とありました。

 

その下には、

1. 平成29年3月期期末配当について

2. 今後の株主還元について

という2つの項目についての説明がされています。

 

“1”は減配の発表ですが、これは大方の予想通り。

そして、冒頭にあった「株主優待制度の変更」に言及していると思われた”2”なのですが、

その中身は「今後の株主還元は、配当と自社株買いを中心とする」とだけ述べられていました。

 

PDFに続きがないかどうか何度も調べたのですが、どう確認しても内容はこれだけです。

優待廃止を婉曲的に発表したということなのでしょうか。なんとも不気味です。

意図を理解しかねて困惑していると、このリリースから約3時間後に訂正の発表があり、

株主優待制度に変更はないとのこと。

どんな不手際なのかわかりませんが、今後の見通しに対する印象も含めて後味が悪いです。

 

どう考えても、近々優待は改悪される憂き目にあいそうです。

1年以上保有の縛りを作るとかなら大丈夫なのですが、そう甘くはなさそうな気がします。

残念ながらこの銘柄は、買ってから一度も含み損から脱したことがなく、

ここ最近の地合にあっても反応は鈍いという精鋭の塩漬け隊ですので、逃げ出す術もありません。

 

元々、優待クオカード利回りの良い低位株として100株のみを購入したという、

押しも押されもしない「優待乞食株主」です。

あまり偉そうなことを主張できる立場ではないと自覚はしていますが、

今回の件で、投資対象としての魅力には乏しいという印象を新たにしました。

いや、これまでにクオカードは2回頂いていますし、これ以上の文句は言いますまい。