先日、女子アイスホッケーのドキュメンタリー番組で、
日本代表選手が働いている企業としてエクセディ (7278)が登場しました。
日本代表選手のうち何人かを雇用しているそうです。
番組によると、その選手は午前中に11時半まで電話番等のデスクワークをして、
その後は練習に行っているとのことでした。
オリンピック選手などが、個人的にスポンサーとなる企業を見つけて社員として働いている場合は、
このような「気持ちだけ」就業をしていることが多いようです。
社会人野球や、スキージャンプなども同様だと思います。
「本当の」社員と実際に顔を合わせる場があった方が、
社を挙げてその選手を応援するという雰囲気は作りやすいでしょう。
しかし、こう言ってしまっては身も蓋もありませんが、
そのような腰掛けの就業では、お世辞にも戦力にはなっているとは言えず、
それどころか仕事を教えなければいけない社員の労力だけが浪費されている状態ではないかと想像します。
社員との交流は別に行うことにして、形だけの就業はやめた方がお互いに良いのではないでしょうか。
このようなスポンサー活動を行えるということは、
それだけ企業に体力的余裕があるということですから、
少しばかり労働力を浪費してしまっても全く問題はないのでしょうし、
株主としては、ある意味安心するところもあります。
ただ、私自身も経験がありますが、
ある種「冷やかし」で職場に来ている人の面倒を見るのに時間を割くのはめんどくさいなと思ってしまいます。
選手の本分は競技なのですから、100%そちらに集中すれば良いと思います。