竜王戦が終わり、第三者委員会が「ソフトを使用した不正の証拠はないと判断した」と発表しました。
おかしいですねえ。
本職の将棋顔負けの内偵能力を誇る橋本八段は、
何故その手にお持ちのはずの動かぬ直接証拠を提出しなかったんでしょうか。
著書を上梓する時間があるのでしたら、
自分の言動の責任を取るために、他にやらなければならないことがある筈だと思いますが。
あの暴言を吐いておいて、その証拠を出さないなんてどういうつもりなんでしょう。
性格の悪い人間に嫌味を言われたくなければ、自分の言動を省みてはっきりと謝罪すべきです。
動かぬ証拠がないとしても、疑義を感じたとすればそれを告発するのは正当な権利ですが、
告発行為は常識に則ったものであるべきで、そこに乗じた幼稚で軽率な言動はそしられて当然です。
この結果に至っては、彼に相応の処分を科すべきだと思います。
心の底では、口汚く罵りたい気持ちがどす黒く渦を巻いていますが、
それでは橋本八段のレベルにおつき合いすることになりますので……。
ざっと探してみましたが、将棋連盟のホームページには委員会の発表に対するコメントはありますが、
報告書の全文を見つけることができませんでしたので、
新聞社が掲載した小さい写真で読まざるを得ませんでした。
今回の将棋連盟の対処について「致し方のないものだった」というのが委員会の見解ですが、
今日のこの対応などはファンに対する思慮に欠けていないでしょうか。
委員会の判断について、断片的なマスコミの報道で判断してくれということでしょうか。
ホームページの一番目立つ場所にでも、報告書へのリンクを貼るべきです。