三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

つなぎ売りは断固反対。企業側に対策求む。


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一昨日(11月21日)、明光ネットワークジャパン (4668)から優待のクオカード1,000円が届きました。

昨年は3,000円のクオタードを頂きましたが、その後に改悪が発表されて、

3年以上継続保有で3,000円、それ未満は1,000円となりました。

この銘柄を購入したのは2014年11月でしたので、

頂けるクオカードが3,000円に復帰するのは再来年からということになります。

 

優待に3年という長期の継続保有条件を付けている保有銘柄が幾つかあります。

明光ネットワークジャパン以外では、

ニプロ (8086)のギフトカード、

キヤノン (7751)のカレンダー、

オリックス (8591)のグルメカタログ、

リコーリース (8566)のクオカード、

イーブックイニシアティブジャパン (3658)の電子図書券があります。

 

この中の大半は「3年継続保有でグレードアップ」ですので、

3年経たないと何ももらえないというのは、キヤノンのカレンダーのみです。

 

キヤノンのカレンダー改悪も今年のことで、先だっての株主通信で発表されました。

私は、株式投資を初めてすぐにキヤノンを購入したのですが、

まだ投資歴自体が3年未満ですので、今年のカレンダーは頂けないことになりました。

 

継続保有を条件に加える目的の一つは、つなぎ売り対策なのだと思いますが、

その点では、これを安直に「改悪」だと解釈することは適当ではありません。

むしろ、長期で保有する本当の株主の方を向いているので改良と言っても良いくらいです。

 

私自身は、つなぎ売り完全否定派でして、長期保有を基本とした株主です。

腹立たしいことに、つなぎ売りに耐えかねた挙句、

長期株主のみに大打撃を与えるような愚策を講じる企業もあります。

もちろん、優待廃止のことです。

当のつなぎ売り株主にはなんの被害もなく、

我々長期株主のみが大打撃を被るという結果には全く納得がいきません。

 

つなぎ売りもルール違反ではない以上、行っている人を批判しようとは思いませんが、

企業には本当の株主を大切にする方針をとって欲しいです。

いわんや、あろうことか本当の株主だけに泥をかけるような理不尽極まりない行動は論外です。

まあ銘柄も無数にありますので、理不尽でいけ好かない企業があるのは当然かもしれません。

ただ、そのいけ好かない企業がポートフォリオにずっと残っているのが不快で仕方ないのです。

損切りをすればいいのですが、それはそれで嫌なので……。