私のポートフォリオの中でかなりの(負の)存在感を放っているひとつが、デクセリアルズ (4980)です。
昨年末頃、高配当と(素人が雰囲気だけで判断した)高そうな技術性を見込んで購入したのですが、
「下手なナンピン、素寒貧」ロードを臆することなく突き進んだ結果、
信じられないくらいの高値で500株も握りしめ、現在に至っています。
買った当時でも4%ちょっとあった配当利回りは、一時7%を超すまでに。
つまり株価が半分近くまで下がっているということです。
まだ救われているのは、一応今期は配当を予定通り出してくれそうなこと。
一方で、来期以降は無配も覚悟しなくては、と考えていました。
すると昨日、みずほ証券からレポートが出たとのニュース。
目標株価を840円に引き上げ(それでも十二分に低水準ですが)、来期は大幅増益に転じそうという内容です。
現在は、惨々たる業績で株価が落ちるところまで落ちた状態ですから、
この長期的な回復見通しは起爆剤になるのかな、と期待したのですが……。
残念ながら株価は全くの無反応でした。
このレポートを信用していないのか、現在の株価ではそれでも割高なのか、
銘柄としてデクセリアルズに興味を持つ人がいないのか、
実際のところはわかりませんが、含み損が少しでも減るかもとの期待は、あっけなく霧散しました。
本当に先行きに期待が出てきたのなら、是非、配当は維持して頂きたいです。
買値に戻る日が来ることは、今のところちょっと想像できないので、
せめて(私の買値で)4%台の配当維持を切望します。