保有しておいてなんですが、ダブルインバースを始めとするETFの株価が、
それぞれの指標と連動する仕組みがよくわかりません。
結局は売り板と買い板で取引が成立するのですから、
指標の動きとは関係無く、需給のバランスで株価が動いてしまうと思うのですが……。
実際にWTI原油ETFの場合は、指標となるWTIが動いていない日本のザラ場でも、
相場全体の流れに押されてかなり動くことがあります。
ということは需給によってある程度上下するという要素もありつつ、
それよりもずっと大きい資金(ETFを作っている証券会社?)が、
指標と連動させる方向で介入しているということでしょうか?
また、ETFを実際に塩漬けにしてみると(おバカ)痛く実感しますが、
時間軸の長さと相関して指標との乖離が大きくなるとのこと。
ETFを購入した後、指標が下がって塩漬けに突入し、
だいぶ後になって指標の株価がETFを購入した際の水準に戻ったとしても、
ETFの株価は全然購入価に達していないという現象が起こるのです。
この現象の原理を理解できていないのですが、
もし、上記の需給による株価変動が要因のひとつなのだとすると、
逆方向への「嬉しい」乖離も生じて良さそうなものですが、どうなんでしょう。
「損切りをせず、塩漬けを厭わない」という投資方針にするのであれば、
ETFは購入してはいけないという貴重な実地勉強をすることができました(涙)。
上記の方針の元で買っていいのは、保有していることで配当や優待のメリットが得られ、
かつ、購入する時点で割安であると判断できる銘柄。
いろいろ痛い目を見ながら、初級者からの脱出を目指します。
尚、現在保有しているダブルインバースについては、状況に応じて損切りも辞さないつもりです。
もし仮に損切りしなければならないような状況になったとしたら、
その時はかなりの大相場が到来していると言えそうです。