三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

リコーリース、水面へ


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25日の騰落レシオ。

東証一部は122に達していますが、日経平均はまだ111です。

昨日は両者の差が20ありましたので、

今日で少し縮まりましたが、それでもまだ少し乖離しています。

私のポートフォリオの時価はすでにここ何ヶ月かの間の高値圏に達していて(それでも含み損ですが)、

いつ叩き落とされても不思議ではない感じです。

日経平均については、もうちょっと加熱の余地があるのでしょうか。

ここのところ連日のようにダブルインバースを購入していて、買付余力が底を尽きかけています。

そろそろこのあたりで利益確定のための下押しを所望する今日この頃です。

 

その思惑とは逆に、日経平均が更に上がって行った場合、

ポートフォリオの中から売れるものが出て来れば、それはそれで作戦は成功です。

今のところ、リコーリース (8566)が半年間の潜伏を経て、

もしかしたら水面に出るかもというところまで来ています。

リコーリースはIRなどの企業姿勢が気に入っていて、配当利回りはあまり高くありませんが、

安定して長期間増配中ということで保持しています。

今年の3月に購入以来、株価は見事に下落の一途をたどり、

途中までは追いすがってナンピンを試みました。

しかし、いかんせん値がさ銘柄でもあり、下げ止まる前にナンピンを続ける気力をもがれてしまいました。

そして今、ようやく水面に出ようとしているこの時、

嬉々として薄利で売ってしまうのか、利益を出すために利食いを辛抱できるのか。

ここが初級者と中級者の分かれ目であることは重々わかっているつもりなのですが、

それでも買付余力を回収できる魅力にかられて薄利処分してしまいそうになります。

 

損切りはしないのに、利食いは早い。

これでは、全く利益が出せる道理がないのは火を見るより明らかなのですが、

悲しいほどに人間の精神的な弱点が表出してしまいます。

とにもかくにも、まずは水面に出るかどうかが大問題なのですが、

もしめでたくその時が来た場合には、

なんとか中級者への階段を一段登れるよう、自分の精神と葛藤しようと思います。