キングダムにて。
慶舎が打ち取られるとは思っていませんでした。
43巻はぎりぎり手前で終わってしまいましたが、先日思わぬところで慶舎の末路を知ってしまいました。
少し前に放送されたEテレの「SWITCHインタビュー」で、
作者の原さんの仕事場にて原稿の下書きが映った際、
「慶舎を討ちとったぞ」という手書きの薄い文字が見えてしまったのです。
まさかそんな重要なシーンを選んで写すとは思いませんでした。
それにしても、慶舎が打ち取られるキャラクターだったとは意外。
これまでのほとんどの経過をリアルタイムでは読んでこれませんでしたので、
もしそうしていれば、輪虎や霊凰にも同じような印象を受けたのかもしれません。
後に李牧が桓騎を破る戦いが、慶舎の仇打ちという流れになるのでしょうか。
話は変わりますが、ひねくれ者がちょっと気になるところ。
飛信隊では、名のある人物の中に全く戦死者が出ません。
唯一の例外は、龐煖との戦いの際とその直後の尾到ですが、
これはかなり序盤ですので、その後は長らく犠牲者が出ていません。
切られたり、矢が刺さったりというシーンは何度かありますが、
致命傷には至らずという結果になっています。
漫画、エンターテインメントとしては仕方がない面がありますが、
現実味を与えるためにも、ある程度の犠牲があった方が話が引き締まるのではとも思います。
あまりにも浮世離れしている印象を受けてしまいますので……。
今後、信が楚の項燕に敗れる戦いではどうなるのか、怖楽しみです。