三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

私は「売り方」

日経平均大幅下落で嬉しくなっている私は、れっきとした「売り方」なのかもしれません。

もっとガンガン(落ちて)行って欲しいです。

もちろん個別株の方は被弾していますが、

株価が下がったとしても、配当収入が減る訳ではないのでほとんど痛くはありません。

 

今日の値動きで計算すると、個別株で含み益が減少した金額のうち、

約70%ほどはダブルインバースの「含み損減少でヘッジできている」ことになります。

この70%という数字が、ヘッジとして如何ほどのものかはわかりませんが、

多少なりとも意図した機能は果たしているということだと思いたいです。

「『含み損減少』でヘッジしている」という一点を除いて……。

「『含み益増加』でヘッジしている」日が来るその時まで、ダブルインバースの孤独なナンピン旅は続きます(資金が尽きるまでは)。

 

チャート上では、まだまだ上昇トレンド中の押し目レベルにしか見えません。

私のダブルインバースの買値は、ちょうど日経平均の200日線あたり。

遥かなる(絶望的な?)距離がありますが、「売り方」としてコツコツ頑張ります。

緑信仰

夕方にベランダの植木鉢に水をやり、翌日の昼間にふと見てみると、

土部分を覆っている苔の表面に、大きな水滴が残っていました。

 

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最近は洗濯物がよく乾きますので、空気は乾燥している気がしますが、

苔の表面は、かなり湿度が高く保たれているようです。

 

こういう瑞々しい緑を見ると、心が落ち着きます。

一般的な人は、桜に代表されるように花を愛でたがるようですが、

ひねくれ者である私は、華美(過美)な花には興味は無く、むしろそのあとの葉桜を愛でたいです。

 

ベランダの面々も、花を目当てにしたものは一つもなく、

まさに「雑木林」のイメージを追い求めた感じになっています。

だからこそ、ヤモリ君も足繁く通ってきてくれているのかもしれません。

 

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去年は、コナラが発芽して9年目で初めてどんぐりを実らせましたが、

今年は残念ながら見当たりません。

近所の公園には先月の台風で、大量のどんぐり(まだ青いのも)が落ちてしまっていました。

あくが強いということですが、どんぐりはすごく美味しそうに見えます。

栗はそんなに好きではないのですが。

日本コンセプトから優待のお米が到着

11月7日(火)に、日本コンセプト (9386)の6月優待簡易カタログから選んだお米2kgが届きました。

 

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先日の原油ETF損切りの犠牲になりましたので、もう株主ではありません。

1年以上保有という縛りがある12月優待のクオカードは、1度も頂くことなくお別れとなりました。

 

日本コンセプトの代わりに、カワタ (6292)を売却する手もあったのですが、

カワタは東証2部銘柄なので昇格ボーナスが期待できるのと、

業績や話題で株価が吹き上がる可能性もあるかなと思って、今回の選択となりました。

 

これが正解かどうかは、今後の値動き次第ですが、

今のところは、わずかに日本コンセプトに軍配があがっており、不正解気味です。

優待2銘柄が上々な本決算発表

昨日の通期予想上方修正を受けて、近鉄エクスプレス (9375)がストップ高となりました。

寄り付きからという訳ではなく、更に断続的に剥がれ落ちたりもしていたようですが、

大部分の時間帯は張り付いていて、終値でもストップ高を維持できました。

やはり、予想外という点でインパクトは大きかったようです。

 

今日は優待2銘柄の本決算発表がありました。

 

ディア・ライフ (3245)は、共に大幅な増収増益の昨期本決算と今期予想を発表し、

優待に関しても、邪魔臭いつなぎ売り勢を追い払う好ましい条件変更がありました。

更に、今期は2円増配して19円配予想です。

個人的にいいイメージのない不動産銘柄ですが、しばらくは好調な業績が続く雰囲気。

少なくともオリンピックの直前くらいまでは保有しておいて損はなさそうです。

 

アドバンスクリエイト (8798)は、9月に権利確定した昨期期末配当を22.5円から25円に増配し、

更に、今期の総配当も50円に増配予想です(昨期は47.5円)。

もうすぐ届く優待のカタログギフトも含めて、嬉しい株主還元ですが、

今期の配当性向は70%近いので、継続性にはやや不安があります。

もともと業績変動配当のようですので、風向きが変わった時の覚悟はしておかなければいけません。

 

もう株主ではありませんが、すかいらーくの業績に陰りが出ている様子。

昨日発表した10月の月次売上では、総売上高が8ヶ月ぶりにマイナスでした。

説明によると、週末が1日少なかったことや、2度の週末台風などが原因として挙げられていましたが、

この10月は、大盤振る舞いした優待券の影響が初めてフルに効いてくる月でもありました。

すかいらーくは、優待券使用きっかけの来店で売上は上がると算盤を弾いていましたが、

私は逆に激減すると思っていました。

月次の数字はマイナス2.7%。

確かに週末台風の影響は大きそうですので、優待券のマイナス作用があったかどうかははっきりしません。

再購入の意思は無く、もはやただの野次馬ですが、予想が当たるかどうか、興味本位でチェックしていきたいと思います。

 

日経平均は、ようやく3桁の下げとなりました。

マイナス300円以上は行って欲しかったですが、やはり押し目を待っている勢力はまだ途切れていない様子。

ここから買って更に上を目指すということで、あっぱれな順張り魂、お疲れ様です。

ニプロ、場中の第2四半期決算発表で垂直落下!

お待ちかね、ニプロ (8086)の第2四半期決算発表がありました。

1ヶ月くらい前に、子会社が連結することによる通期予想の上方修正と、

37.5円から38.5円へ1円だけの増配予想発表がありましたが、今回は何もありませんでした。

通期予想に対する進捗率が43.6%というのが、かなり不安ではあります。

なんといっても昨期、第3四半期の時点で進捗率が100%を超えていて(しかも上方修正はせず)、

左団扇で本決算を迎えたら、なんと第4四半期は赤字だったという強烈なトラウマがあります。

まあ、うすうす覚悟はしていましたが、株価は14時の決算発表直後に6%近いナイヤガラ……。

 

と嘆いていたら、日経平均はもっとすごいナイヤガラ!

システム取引から利益確定売りが出たという記事が日経新聞にありましたが、大引けにかけての切り返しは蛇足。

どうせならもっと下値で引けてくれても良かったのに。

 

最初に飛び立った1羽の羽音に驚いて、周りの鳩が一斉に飛び立つ光景を公園でよく見かけますが、

バブル崩壊の瞬間は、まさにそんな感じなんだと思います。

外国人が恐ろしい勢いで買い続けているから、その流れに出遅れまじと皆が飛び乗っていくという構図は、

経済的な理屈うんぬんはわかりませんが、紛れもなく、最後に買った者負けのバブルとしか思えません。

 

近鉄エクスプレス (9375)の決算発表には良いイメージが全く無く、

適時開示速報に「通期業績予想の修正」という文字を見た時には、悪材料としか想像できませんでした。

ところが蓋を開けてみると、通期の純利益予想を10%も上方修正!

巷では3社に1社が上方修正などと報道されていますが、

保有銘柄の上方修正は、キヤノン (7751)、JCU (4975)に次いで、やっと3つ目だと思います。

このあたりにも、指数にボロ負けしている原因が見え隠れ……。

 

JCUは、全体の下げに引きずられて一旦マイテンする場面もありましたが、

すかさず元の高値まで戻ってプラス1.65%で引けました。

これはかなり力強い気がします。

株式分割しても大丈夫では?

JCUの快進撃続く

週明けからのストレスが効いてきたか、昨晩あたりから頭痛に襲われています。

そのせいもあって細かいところまでは見ていませんが、

今日は日本マクドナルドホールディングス (2702)と、日産車体 (7222)の決算発表でした。

 

後者は優待廃止後の落武者なので愛着は微塵も無く、早く塩漬け壺から出て行って欲しい思いのみ。

しかし、例の不祥事による特別損失で、通期の純利益予想が半分くらいになってしまいました。

もともと無きに等しいくらいの額ではありますが、配当予想は一応据え置き。

この相場環境でも頑強に含み損をキープする堂々たる御三家の一つですが、

向こうしばらく、その地位が揺るぐ気配はありません。

 

日本マクドナルドホールディングスは、月次売上の数字でも明らかでしたが、急回復基調をまだ維持しています。

ここは株式分割も増配もまず無さそうですので、何も期待せずに見守るのみです。

 

JCU (4975)は、今日もプラス2.19%で3連騰。

6,000円を超え、株式分割してもよさそうな数字に。

もう少し値固めできたら、期待してもいいかもしれません。

 

昨日、吉野家ホールディングス (9861)から優待券が届きました。

来週にはクリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)の優待券も届きそうですので、

まとめて金券ショップに持っていきます。

これらの優待券を現金化している個人投資家はあまりいないと思いますが、

額面の8割で売却できれば、配当と合わせて、買値での利回りがそれぞれ4.89%と5.10%となります。

投資金額は微々たるものですが、貴重な「高配当」銘柄としてずっと保有するつもりです。

 

明日は、いよいよニプロ (8086)の決算発表で勝負です。

きれいな寄り底の右肩上がりだこと

まだ3兆円を軽く超えるくらい出来高があるということは、

海外投資家の買いはまだ収束に向かってはいないのか……。

後を追ってくる順張り個人投資家の食いつきが悪いのでしょうか。

 

完全に逆回転を始めるまでは死んだふりしかなさそうです。

この調子だと、反転するのは年明けか、職場で恒例の行事があって毎年印象に残っている2月半ばの金曜日くらいになりそう。

今年のその日、2月10日(金)は日経平均が471.26円高でした。

昨年の2月12日(金)は、760.78円安でした。

上下の方向は異なりますが、2年連続で凄まじい値動きの1日となっています。

2018年2月16日は、この稀に見る桃源郷相場の転換になるでしょうか。

 

決死の覚悟で半分を損切りした直後なので、少し複雑な思いも無いではないですが、

このところ原油価格が急騰しています。

サウジアラビアの政争が原因とのこと。

三井物産 (8031)の株価は、この恩恵を受けているようです。

 

チャーム・ケア・コーポレーション (6062)は、

日経平均大幅高にも関わらず、逆行はせずにプラス4.13%だったので、

昨日の決算内容はどうやらポジティブだった模様。

 

JCU (4975)は、決算発表後2日目もプラス2.59%と健闘しました。

つい先日分割したばかりですが、またそれなりの株価になってきました。

もともと100株と200株で優待のグレードが違っていましたが、

前回の1:2の分割後には、100株と400株でのグレード分けになり、

分割後からの新規の100株株主には拡充となりました。

もし再度分割することがあったら、今度は800株ではなくて、400株でグレードアップするという拡充を妄想しています。

この4倍近い上昇の中でも、売却せずにしっかと握りしめている忠実な株主にご褒美を!

 

国保証 (7164)の昨日の決算発表は、そんなにぱっとしない数字に見えましたが、今日の反応はプラス8.38%でした。

ほとんど丁半博打に近いような気がします。

 

今日は保有銘柄の決算発表はありませんでした。今週中にあと6銘柄が予定されていますが、

なんといっても肝になるのは木曜日のニプロ (8086)です。

業績の変動も激しいですし、それに伴う配当の変動も激しくて、いつも翻弄されていますが、

ポートフォリオ全体の配当収入額の鍵を握っています。