三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

拍子抜けでがっかり

寄り付き前に、昨日のニューヨークの株価と日経平均先物の数字を見た時には、

日経平均で400-500円くらいの下落を期待してしまったのですが、全然拍子抜けでがっかりです。

ダブルインバースは沈みすぎていて、今日くらいの下げ程度では、

これをあと何日重ねたら水面に出るのかわかりません。

 

アメリカの様子を見ていると、もっとこじれそうな気もします。

来週にはコミーさんが証言するらしいですし。

今日の東京マーケットワイドでの尾河眞樹さんの解説がわかり易かったです。

 

ポートフォリオの下げ具合は、指数よりはましでした。

全面安商状の中、不自然に1%以上反騰している銘柄が6つもあったからです。

 

JCU (4975)、プラス1.76%

サカイ引越センター (9039)、プラス1.72%

日本コンセプト (9386)、プラス2.85%

明光ネットワークジャパン (4668)、プラス1.64%

DCMホールディングス (3050)、プラス1.10%

日本マクドナルドホールディングス (2702)、プラス1.32%

 

日本コンセプトは、昨日今日と逆行して上昇基調です。

もしかして東証1部に昇格するとか?

 

日本マクドナルドホールディングスは、含み益と優待とのせめぎ合いですが、

一度は優待を取ってみたいので、現状の含み益程度(プラス27.71%)ではまだ手放しません。

こういう利益確定チャンス用にと、本当は300株か、あるいは500株まで増やそうかなと考えてはいたのですが、

微含み損でたゆたっていた今年1月当時は米本社による売却に怯えていたので、買えませんでした。

これは仕方ない躊躇だったと思います。

 

明日も下がって欲しい気持ちの方が強いですが、

今日の下落によって、リコーリース (8566)が75日線、

三井物産 (8031)が200日線をそれぞれド派手に割り込んでしまっています。

明日も落ちるとなると、結構なチャートになってしまいますが、

とりあえずは下目線で行こうと思います。

ニプロの連続陰線続く

トランプ大統領の問題によって、少し風向きが変わってきたでしょうか。

ダブルインバースはかなり買い込めましたので、ここから日経平均で2,000円くらいの暴落でも大歓迎です。

とは言え個別株を見ると、あまり気分が良く無い展開になっているものもちらほら。

 

三井物産 (8031)は、完全に下落トレンドになってしまった雰囲気ですし、

近いうちの含み損転落も覚悟しておいた方が良いかもしれません。

今日は終値で200日線を割り込んでしまいました。

含み益は8.81%となり、黄信号です。

先日増配予想を出したことですし、もし含み損に転落するならナンピンしようと思います。

 

ニプロ (8086)は今日も陰線で、6連続。

75日線上での攻防が続きます。

この攻防後にどちらに抜けるかによって、今後の展開は変わってくるのかもしれません。

 

昨日も、適時開示速報の一覧を目視でチェックしてはいたのですが、

見事に重要な保有銘柄のリリースを見落としていました。

JPX (8697)の優待内容の変更です。

その立場からしても、JPXは優待の改悪や廃止はしないだろうと考えていましたので、

一瞬どきっとしましたが、その内容はつなぎ売りを抑制して長期株主に報いる変更でした。

 

少しややこしい条件になりますが、

私は昨年6月に購入し、この3月が初めての権利取得なので、

来年も3,000円のクオカードを頂けて、2020年3月分からは4,000円にアップすることになりました。

優待制度の長期継続を示唆する内容でもありますし、歓迎すべき変更です。

 

つなぎ売りで潤うのは、実施した投資家と証券会社ですが、

株式を弄ばれる企業の方に何かメリットはあるのでしょうか。

もしかしたら流動性が上がるのかもしれませんが、仮にメリットが無いのならば、

防衛策を講じないでそのまま放置するのは賢明とは言えません。

とは言え、1年以上の保有を必須にしてしまうと、新規で購入する際に二の足を踏ませる可能性が高くなりますので、

取得1回目は少し抑えめの内容にしておいて、年数を経るごとに充実していくという制度が一番良いと思います。

しつこいようですが、対策を怠った挙句、つなぎ売りに辟易して優待自体を廃止してしまうという暴挙は勘弁して欲しいです。

その被害を被るのは長期株主だけですので。

コメダホールディングスの今優待は1,700円?

昨日、コメダホールディングス (3543)の株主総会開催通知と、優待のKOMECAが届きました。

5月30日(火)の株主総会は出席するつもりになっていたのですが、

同日午後一番に仕事が入っていることが判明し、落ち着いて出席できないので諦めることにしました。

 

優待については、KOMECAが同封されていました。

私は今回が初取得なのですが、ネット上の声を見てみると、

どうやら2回目以降でもカードがあらためて送られて来るようです。

毎回カードを新調する手間をかけてでも、

古いKOMECAの最後の端数を使用する際に何とか自腹も切らせようという魂胆(?)なのでしょうか。

株主側としては、あまり印象は良くないです。

まだ2回目の優待ですし、今後、最初のカードにチャージしていく方式に変更されることを期待します。

 

一方、株主総会での議決権行使をしたら500円チャージしてくれるというルールは、

どうやら今回から適用されるみたいです。

優待金額が1,000円に変更になる次回からの導入だと思っていたのですが、

今回は1,200円+500円=1,700円ということでいいのでしょうか。

もしそうなら、テイクアウトでサンドイッチを2回楽しめそうです。

 

昨日優待廃止を発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)は、

今日の株価での反応はほとんど無しでしたが、やっぱりどこか気が抜けてしまったのと、

買付余力がもう少しできりの良いラインを超えるところだったので、売却してしまいました。

16,000円ほどの利益でしたので、十分です。

一時よりはポートフォリオの銘柄数は減ってきて、現在36個(原油ETFを含む)です。

教科書的には、利益確定して買付余力を積み上げておくべき局面だと思いますので、その一環だと思って。

 

今日のニプロ (8086)は、プラス2.08%の反発でした。

一区切り? 自主反発? 私にはさっぱりわかりません……。

チャートの形では、75日線できれいに跳ね返りそうにも見えますが、

陰線が5本も続いているのがちょっと気になります。

今日も寄り天でしたし。

ニプロが止まらない

決算発表以降、ニプロ (8086)の下落が止まりません……。

それまでは上場来高値を更新するくらい順風満帆だったのが、急転直下の展開です。今日で3日続落。

この3日間でマイナス13.5%ということで、ついに75日線を下抜けしてしまいました。

ここで踏みとどまれるかどうか。

急落したからと言って、あらためて売ろう買おうという訳ではなく静観するのみなのですが、

ちょっと気分はよろしくありません。

 

取りを飾るオリックス (8591)の本決算発表がありました。

存在そのものにあまり納得がいかない市場コンセンサスがどうだったのかは知りませんが、

前期は堅実な増収増益、今期も増益予想です。

また、配当は前期と今期のダブル増配予想で、

前期期末は28円予想が29.25円に、そして今期の中間配当予想は27円としています。

今期の期末配当は未定ですが、これまでは中間<期末となっていますので、

前期の年間52.25円からの増配は確実だと思われます。

高配当を見込んでも頼もしいお気に入り銘柄ですし、昨年の海鮮丼がおいしかった優待品も楽しみです。

 

もう一つ、三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)も本決算発表等を。

この銘柄を100株だけ持っているというのは、いかにも中途半端です。

本来は、マイナス金利導入で大きく下落した局面で買い込んで、大きなリターンをものにしようと目論んでいたのですが、

この時はナンピンに慎重になりすぎて、200株だけ仕込んだところで置いていかれてしまいました。

その後、トランプ相場の序盤で100株を利益確定してしまい、残り100株で今に至ります。

保有動機に対して、タオル優待の寄与もわずかにあるような気がしないではない状態でしたが、

今回、この優待が廃止になりました。

メガバンクですし、そんなに負担になりそうなものでもないので、廃止になるとは全く予想していませんでしたが、

決算発表シーズンの締めくくりに当たり、少し冷水をかけられた気分です。

「公平な株主還元」を理由にした優待廃止ということで、同時に1.49%の自社株買いと消却も発表しました。

自社株買いは、確かに一時的に株価は上がるのですが、個人的には増配の方が好きです。

最終的には増配にまで至らないと、長期株主に恩恵が届きませんから。

 

5月30日(火)にコメダホールディングス (3543)の株主総会があります。

一度株主総会に出席してみたい気持ちはあるのですが、

銘柄に対する思い入れと地理的な条件を同時に満たす機会に、これまでは恵まれませんでした。

コメダホールディングスならばその条件を満たしていますので、

半日休みを取って行ってみようかと考えています。

「お土産」が無い旨をしつこいくらい連呼していますが、

それを咎めて悪態をつく厚顔無恥な株主がかなりいるんでしょうか。

私は「優待乞食」の条件は部分的に満たしていますが、「お土産乞食」ではありません。

むしろ株主総会でのお土産は、株主間で著しい不公平が生じるので反対です。

この不公平さについては、単元株主有利な優待条件よりもはるかに大きいと思います。

ですので、たとえ自分が出席する立場だとしても、お土産無しには賛成です。

 

ダブルインバースを買い溜める松井証券の口座に、追加資金を投入することにしました。

しばらく強い相場が続きそうな雰囲気ですので、鋭意買い足していこうと思います。

ひふみプラスの購入はしばらくおあずけです。

同じ半島のムジナ?

韓国の新大統領は、正式な国際的約束事を反故にすることを公約に掲げていたそうです。

仮に、反日国民にへつらって票を稼ぐための選挙戦略としてぶちあげただけで、実行する気はないのだとすれば、

言動に信を置けないそのような人間をトップに戴く国とお付き合いする必要はないと思います。

一方、もし本気で実行するつもりなのだすれば、

国家同士の正式な約束も平気な顔で反故にするような国とお付き合いする必要はないと思います。

 

小学生ならいざ知らず、要職にある公人としては信じられないような言動ですが、それが当選してしまうことといい、

国家の振る舞いという点では、北朝鮮と同じ匂いがプンプンしてくるのは気のせいでしょうか。

まあ融和政策でもなんでも、気の合うもの同士なら仲良くやっていったら如何?

日本としては、その輪から十分距離をおかせて頂きたいです。

 

私は韓国人(北朝鮮人もですが)と実際に接したことがほとんどないので、

一国民レベルにおいては、韓国人に対する特別な感情は持っていません。

風評や刷り込み教育に左右されて偏見を抱いてしまうのは、賢明とは言えませんので、

あくまで自分で接した上で判断したいと自戒しています。

 

新大統領の言動はあんなでも、思慮分別のある国民はいるでしょう。

しかし日本にいて見聞きする彼の国の言動に関する報道では、当然ながら、目立って派手なものだけが取り上げられます。

常識的な普通の言動を報道してもしょうがないですから。

どこかの国のように、幼い子供の頃から敵対的な教育で洗脳するのも如何かと思いますが、

こちらとしても、偏った報道に洗脳されてしまうのは同じくらい恥ずべきことでしょう。

 

一方、朝鮮半島のお隣の大国については、

その国民と実際に接した経験が比較的多くありますが、全く相性が合いません。

もっとも、私は日本人でも嫌いな人がたくさんいますので、

特別にその国の人が嫌いというべきではないのかもしれませんが、

ことその国に関しては、一般的に認識されている「お国柄」はかなり真実であることを身をもって知っています。

 

もちろんケンカはしてはいけませんが、隣国だからといって仲良くつきあわなければならない訳ではありません。

お互い無関心、非干渉で結構。

普段の近所付き合いにも通ずるものがあると思います。

もし経済的な理由等で必要性があるのだとしても、

極力ドライで事務的なつきあいに徹すれば、余計な摩擦も避けられるのではないでしょうか。

チンギスハーン

いつもお世話になっている図書館の蔵書に、横山光輝さんの歴史漫画があると知りました。

三国志」と「史記」、そして「チンギスハーン」が借りられます。

 

キングダムの影響もあって、もう一度史記を読みたいと思っていたので、これは助かりました。

先日売ってしまったイーブックイニシアティブジャパンの優待でもらえる電子図書券を使って、

去年は史記を買ったのですが、おかげで今年もらえる最後の優待はアウターゾーンに使えます。

 

「チンギスハーン」は読んだことがありませんでしたし、

内容もほとんど馴染みがなかったのですが、なかなかの面白さでした。

モンゴルの文化や風土には、文字がなくて口伝だという点を始めとして、独特のミステリアスさを感じます。

一方、人名に全く馴染みがないので、ただのカタカナの羅列に見えてしまって覚えるのが大変です。

 

「チンギスハーン」は、二代目以降のストーリーは描かれていないのですが、

ウィキペディアを読んでみると、モンゴル帝国の歴史はかなり面白そうです。

それにしてもインターネットの便利さには、あらためて感謝したいです。

学生時代だったら、歴史上の人物の情報を気軽に調べることはできませんでした。

分厚い百科事典を引くくらいでしょうか。

 

同じ横山光輝さんの「殷周伝説」も読んでみたかったのですが、残念ながらこれは蔵書にありませんでした。

キングダムのような派手な構図や演出はありませんが、

丁寧な描写で淡々と歴史の各ページを綴る横山作品からは、少年時代に非常に大きな影響を受けましたし、

大人になってから読んでも、あらためてその魅力を再認識しました。

「チンギスハーン」は自分で購入しようかなと考えています。

ニプロショック続く

私のポートフォリオの決算発表ピークは昨日で、今日は小型の優待株と塩漬け株の3つのみでした。

業績はまちまちですが、どれも配当予想は昨期と変わらずなので、ほぼ無風です。

残っている決算発表の中で、注目は月曜日のオリックス (8591)です。

400株を保有していますので、配当の変動はそれなりに効いてきます。

昨期の分は予想値通りだと思いますが、今期予想は増配を期待したいところ。

株価はここ半年は横ばいになっていますし、大幅増配は難しいかもしれませんが、

少しでも色がついたら有終の美ということで。

 

今日のポートフォリオは、昨日の激動の余波がまだ残っている銘柄が多かったです。

ニプロ (8086)は、ショック2日目という感じで今日もマイナス3.42%でした。

一方で、昨日大幅高だったJCU (4975)は、マイナス2.48%でしっかり反落。

昨日の微妙な決算発表を受けた近鉄エクスプレス (9375)は、やはりマイナス7.04%!

 

気を吐いていたのは最近の常連で、

プラス1.13%の全国保証 (7164)と、プラス1.08%の日本マクドナルドホールディングス

そしてもう一つ、優待廃止塩漬け銘柄のラスボス、日産車体 (7222)が決算発表を受けてプラス9.55%とぶっとびました。

が、それでも含み損はマイナス20%超、買値での配当利回りは1%に届かず、ということで、

完全に無関心放置状態のまま、もうすぐ2年になります。

 

総じて軟調なものが多く、ポートフォリオ全体ではマイナス0.54%に沈みました。

1,000株を持っている4銘柄は全てマイナスでしたので、致し方なし。

 

日経平均が2万円を超えていく展開ではなくて、暴落の方を期待している今日この頃。

緩みきったVIX指数を見ると、現状を「総楽観」と形容しても過言ではない気がします。