三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

船江六段の講座

NHKの将棋フォーカスにて、4月から船江六段による終盤の講座が始まりました。

なかなか分かりやすく、初級者にはいかにもためになりそうな内容なので、

これからも真剣に聴講することにしました。

 

やはり、レベルが高くない将棋の場合は、勝敗に関して「終盤の攻め」が担う割合が非常に大きいです。

受けが強いという棋風には、本格派感と安定感が感じられて憧れがあるのですが、

いざ自分が指してみると、攻められて受ける筋を読むのを楽しいと感じることができず、

受けるのはまあいいかとなおざりにして、生意気にも斬り合いに持ち込むことがほとんどです。

ヘボ将棋はやっぱり攻めてナンボでしょう。

 

将棋講座の講師は、向き不向きが如実に出てしまうと思います。

御本人が解説するのを好きかどうか、という点でも左右されるのかもしれません。

船江六段の解説は聴きやすく、講師に向いている気がしました。

話し方も落ち着いていて、余裕が感じられるので、

聞く方も余分な気を使わないで内容に集中できます。

ニラが復活

ベランダのニラを3月に植え替えたのですが、その直後に緑の新芽が伸びてきたので、

植え替えは成功、4月からは食することができると思っていたのですが、

少し伸びたところで成長が止まり、何週間もそのままの状態が続いていました。

 

ものを言わぬ植物のこと。

この異変は枯れていく兆しに違いないと、半ば覚悟を決めていました。

植え替え時には新たな土は補充せずに、

一株ずつに分けたあと、余分な根を切って束ね直し、土をほぐして植えたのですが、

かなり土がかちかちになり、水はけが悪くなったのは気になっていました。

 

数週間の間、伸びもせず、枯れもせずという小康状態が続いていたのですが、

最近になって突然伸び始めて、ほっと一安心です。

 

まだ病み上がりかもしれないので、養生ということで収穫は控え、

養分の蓄積に専念してもらっていますが、今季初収穫はこの連休中になりそうです。

 

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中身のない軽薄な主張が飛び交う日

毎年この日は、自宅に居てもやかましい声が降りそそぐので迷惑極まりないです。

不毛な示威行動そのものも幼稚ですが、口角泡を飛ばしている内容もあまりにお粗末すぎます。

 

意見を主張するならするで、もっと説得力のある内容を喋ればいいものを、

口をついて出る言葉のレベルがあまりにも低すぎるので、不快感もいや増すというものです。

あれだけの騒音で無理やり聴かされるのであれば、せめて論理的に納得できるような主張でお願いしたい。

あの人たちにできるのであれば、ですけども。

 

一言目には「自主憲法の制定を」というのが枕詞になっていますが、

物の価値を見極めるのに、その「内容」ではなくて「来歴」に執着するという、

軽薄で薄っぺらい人間のブランド信仰とそっくりです。

外国人が起草したものであろうと何だろうと、その価値に寄与し得るのは内容以外にあり得ないと思います。

リコーリースが1日で全戻し

今日もそこそこの商いで、右肩上がりのザラ場でした。

ここ4ヶ月続いているボックス相場の上限圏に一気に復帰してしまいましたが、

気持ちよく連休に入れそうです。

当然ダブルインバースの含み損は相当なものになっていますが、

下落時のヘッジということを忘れず、淡々とナンピンして弾薬を溜め込んでいます。

 

3ヶ月くらいに及ぶ下落トレンドに甘んじていたチャーム・ケア・コーポレーション (6062)ですが、

下向きから横ばいになった75日線を上に突き抜けてきました。

連休明けに決算発表なので、期待騰げなのかもしれません。

今回はまだ発表はないと思いますが、来期は好業績持続に加えて増配も期待しています。

 

キヤノン (7751)は「好業績銘柄を受けての堅調な値動き銘柄」の代表の一つとして紹介されることも多く、

とても気持ちの良い展開ではあるのですが、贅沢を言うと、

あまり急激に上がるのではなく、ゆっくりじわじわと値固めをするような推移の方がいいです。

 

昨日、決算後ということで急落したリコーリース (8566)は、今日はほぼ全戻しとなりました。

ホームページでは決算説明会の動画もアップされており、株主に対する真摯な姿勢は継続しています。

昨日の下落の引き金になった要因は、今期の減益予想だと考えられますが、

その内容と解釈についても、瀬川社長から丁寧に説明がされています。

決算発表の都度、メールで発表日と時間を知らせてくれますし、

持ち銘柄の中でも特に気に入っている所以は、このような姿勢に依るところが大きいです。

 

6月の権利確定もだんだん近づいてきて、最近特に気を揉んでいるすかいらーく (3197)ですが、

少しずつ上昇気流を捉えてきたような気配です。

権利確定後の下落も余裕を持って迎えられるよう、できるだけ貯金を作っておきたいところ。

6月の優待は、現在の1,000株でそのまま取得するつもりです。

12月については、通過後の優待改悪が十分に考えられるので、

権利を取る前に利益確定してしまうことを基本線にしています。

12月にどれだけ利が乗っているかにもよりますが、果たしてうまく立ち回れるでしょうか。

突然のサカイ祭り

商いも細らず、右肩上がりの高値引けでした。

それにしても、東京エレクトロンはほれぼれするようなチャートです。

2年前の7月29日には6,600円で100株を買って、7月31日に6,800円で売ったことがありました。

今日の終値は14,695円ですか……。

 

翻って、我がポートフォリオに目を転じてみると、

先週金曜日の決算で、今期は増配、微増収、微減益と予想を出したリコーリース (8566)が、マイナス2.63%とやられました。

きっと、最終的には増益に切り返してくれると思っています。

こんなに売らなくてもいいのに。

 

一方で、同じく先週の金曜日、こちらは場中に業績を発表していたサカイ引越センター (9039)は、

プラス10.32%と、原因不明でど派手なお祭りになりました。

決算発表は金曜日の14時20分で、そこから引けまではほとんど動きはなかったですし、

今日の寄り付きも金曜日の終値とほとんど変わらなかったのですが、

場中を通してすごい上昇で、ぶっとい陽線がそびえました。

いったい何があったのでしょうか。

 

堅調な地合だと、ひふみプラスを買うのは少しはばかられるので、

しゅくしゅくとダブルインバースを買い込みます。

投信であるひふみプラスを買う場合、その取引は松井証券の1日10万円縛りには入らないそうなので、

ダブルインバースを利益確定する際には、同時にひふみプラスを買おうと思います。

逆張り派のダブルインバース活用法

私の投資方針は、配当や優待を目当てに逆張りで買って長期保有するという方向で固まってきました。

一方でヘッジとして、個別銘柄を購入するのとは別予算(別口座)にて、ダブルインバースを買っています。

この指数と逆相関のETFというのは、利用方法によって極めて有用なツールになるような気がしています。

 

現在のダブルインバースの利用方針は、個別株とは別の予算を用意して、

日経平均が高値圏にあると思われるところで、こまめに買っていくというものです。

相場が好調で個別株の含み益が膨らんでいるうちは、ダブルインバースは含み損ですが、

いざ暴落局面になれば、個別株の含み益減少、あるいはマイナス転落と引き換えに、

ダブルインバースで売却益を出すことができるという目論見です。

私の3年程度の投資経験でも、下落時の目の眩むようなスピードは何度も体感していますので、

その時にダブルインバースを持っていることで得られる精神的な安定効果と、売却益という実需は非常に大きいと思います。

 

この作戦について、描いた青写真と実際の状況との間にややギャップがあるのは、

ダブルインバースのナンピンが追いつかずに買付価格がかなり置いていかれる点ですが、

これは仕方がないと割り切っています。

保有株数が増えてくると、ナンピンしても買付価格がほとんど下がらなくなりますが、

暴落時に利益を出すための弾は、確実に溜め込めているということですので。

 

この現行の方針に加えて、もう一つ考えているのが、

個別株を買う口座の買付余力をダブルインバースに換えておくというものです。

好調な相場の場合、逆張り派はほとんど見ていることしかできません。

この時の買付余力をダブルインバースに換えておいたらどうかと思うのです。

安く買える個別銘柄がなく、そのままの状況では使うあてのない買付余力で、ダブルインバースを安く買っておきます。

その後、相場が下落して買いたい個別銘柄が出てきたら、ダブルインバースを売ってその資金を充てるのです。

相場が下落して個別銘柄が買いたい水準まで下がってきたということは、ダブルインバースは上昇しているでしょうから、

個別銘柄の購入資金を回収するのと同時に、ダブルインバースの売却益も手に入ります。

 

考えれば考えるほど優秀な作戦に思えるのですが、一つだけ課題があるとすれば、

「指数が高値圏になった時に潤沢な買付余力を確保しておくこと」が結構難しいところでしょうか。

ミスチルにツッコみ

私が高校生の頃、Cross RoadがヒットしてMr. Childrenが有名になりました。

多分にもれず私もファンになり、20年以上が経ちます。

 

もちろん曲が好きなのですが、その詩にはツッコミどころがいくつかあるのです。

キン肉マンのように、愛すべきツッコミ箇所もあれば、そうでないものまで。

 

「その向こうへ行こう」

“I’ll go to home”とありますが、これは「頭痛が痛い」的な表現ではないでしょうか。

私も英語に詳しくないので、nativeが聞いてどう感じるかはわかりませんが、

「シーソーゲーム」にある”She so cute”のような、

韻を意識して崩した表現とは意味合いが違っている気がします。

日本人がかっこをつけて歌詞に英語を多用するのが大嫌いなので、

大ファンのミスチルとは言え、私が個人的に考える歴代一番の失着はこれです。

英語の校正に出せばいいのにと思いますが、作詞家としてのプライドが妨げになるんでしょうか。

 

また、細かいところでは、英語の歌詞を歌う際、thの発音がさっぱりなのも気になります。

複数の曲でeverythingという単語が登場しますが、every-singという発音になってしまっています。

 

「Love is Blindness」

これも発音に関してですが、タイトルの部分を歌う際、

「ラブ イズ “ブー”ラインドネス」と、BlindnessのBの部分で伸ばしていますが、

このBの次はLであり、母音がついていないので、母音を強調するように”ブー”とは伸ばせないのでは。

これは100%自信のある指摘ではありませんが、昔から気になっています。

 

「タイムマシーンに乗って」

“理想と現実があべこべです”とありますが、あべこべという言葉が歌詞の意図に合っていないと思います。

“理想と現実があまりにもかけ離れている”という意味にはなっていません。

 

「運命」

“ミイラ取りは ただいま満を持してミイラになりました”とありますが、

この慣用句の使い方が正確ではないと思います。

これはちょっと小姑っぽい意見かもしれません。

“恋愛をバカにしてたのに、恋に落ちた”という内容ですが、

これだけでは、”ミイラ取りがー”の内容には不十分ではないでしょうか。

例えば、

恋愛をバカにしていた主人公が、恋をしている男友達を諦めさせようとして説得に行ったが、

その男友達が恋をしている相手のことを好きになってしまった、

という状況であれば、ぴったり当てはまると思います。

 

「ファスナー」

最後はしょうもないのを。

ウルトラマン仮面ライダーの背中にファスナーがついているという歌詞です。

ウルトラマンはわかりますが、仮面ライダーの衣装の場合は、

背中にファスナーは付いて無いような気がします。

 

ツッコんではいますが、大ファンです。

ただし、日本語で素晴らしい歌詞を紡ぎ出しているのですから、

カッコいい(と思っている)英語に安易に走らないで、日本語のみで表現して頂きたいです。