三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

何ともお気楽な国家

今週は、中東の要人が取り巻きを引き連れて来日していました。

 

石油に完全依存した不安定極まりない財政構造でありながら、

利権を貪る自分達に対して不満が出ないように、教育費や医療費、税金をタダにして国民にお金をばらまく。

全く持続性に欠ける国家の運営方針は、日本人にはちょっと理解し兼ねます。

国民性の違いなのでしょうか。

 

アメリカが突如として産油国に転じてから初めて「脱石油」と焦り始めるのは、とても賢明とは言えません。

国営の石油企業を上場させれば、莫大なあぶく銭は手に入るのでしょうが、

そのお金でちゃんと「釣竿」を買うだけの知恵はあるのでしょうか。

活きのいい「魚」をたくさん買って、その場で食べてしまうのでは?

 

そういう国に媚びへつらって、

東証にも石油企業の株を上場してもらおうと御機嫌をとっている様を目の当たりにするのは、

あまり気分の良いものではありませんが、ビジネスのためには仕方がないのかもしれません。

私はJPX (8697)の株主でもありますし……。

四季報にて「増配」の文字を探す

お待ちかね、四季報の更新日です。

 

何号か前からずっと記載されていますが、

チャーム・ケア・コーポレーション (6062)に増配余地とのこと。

現株価では配当利回りが0.3%くらいしかありませんので、一気に4倍くらいに増配してくれないかと妄想しています。

利益は順調に増えていますが、株主還元よりも設備投資を更に進めるのかもしれません。

その結果として株価がもっと騰がるのならば、もちろんそちらの方がいいですけど……。

 

三井物産 (8031)にも「増配か」という文言がありました。

先の決算発表時は自社株買いでお茶を濁されましたが、

売るつもりが毛頭ない忠実な長期株主に報いてくれるのなら、増配しかありません。

現状の配当利回りでは物足りなさすぎますので、是非とも5月には英断して欲しいです。

 

今日のポートフォリオは、日経平均に対して逆行小高でした。

イーブックイニシアティブジャパン (3658)は、値下がり率ランキングの8位と暴れ気味ですが、

チャートを見ると、急降下しているとは言えない気もします(希望的観測)。

これまでの噴火の直後とは少し様子が違うかもしれませんので、来週以降にかすかな望みを託します。

 

ビーアールホールディングス (1726)がプラス9.93%と急騰し、こちらは値上がり率ランキングの4位でした。

低位株なので、値幅はプラス40円。

ポートフォリオの中ではほとんど目立ちませんし、含み益の額も微々たるもの。

しかしながらポートフォリオを損益 [%]順に並べると、上から2番目に位置する孝行息子ではあります。

配当利回りがやや低いので、欲を言うとやっぱりここにも増配を期待してしまいますが、

残念ながら四季報にはそれを匂わす記述はありませんでした。

 

3月28日に優待権利確定する全国保証 (7164)ですが、

株価には全然元気が感じられず、買値からプラス3%付近をしばらく彷徨しています。

権利確定前に売ろうと思える程の含み益ではなく、

さりとて権利を取ってしまったら、翌日には一気に含み損になる可能性が大。

しかし、昨年は権利落ちでも全然下がらなかったような記憶もありますし、処遇に悩みます。

一旦権利を取ってしまうと、その1年後にはクオカードが5,000円になりますので、

ちょっとやそっとでは手放せなくなってしまいます。

さて、どうしたものか。

4日目で息絶える?

今日は、前場途中での東証1部の値下がり率ランキングにおいて、

2位がイーブックイニシアティブジャパン (3658)、

4位がオカダアイヨン (6254)と、

ワースト5位までに2つもランクインという惨状だったのですが、

引けてみれば、両者ともプラ転という激動の1日でした。

オカダアイヨンに至っては、最終的にプラス2.25%なので、目が回りそうです。

 

イーブックイニシアティブジャパンは、

十二時は、いや一時は急騰から4日目にして完全に息の根が止まったかに見えたのですが、

チャートを見ると、まだ上昇基調を維持していると思えなくもありません。

緩やかな推移でいいので、上向いてくれますように。

 

キヤノン (7751)のチャートが力強くなってきました。

2015年4月から2016年6月まで続いた長期の下落後に反発を開始した上昇トレンドに戻りました。

業績の回復を見込んで機関投資家が買っている結果だったら嬉しいのですが。

 

4ヶ月ほどの上昇を経て、単なる押し目か、

あるいはトレンド転換かの分水嶺に差し掛かっているのがコシダカホールディングス (2157)です。

この銘柄は、業種があんまり好きではないですし、配当も良くはないので、

利益確定の筆頭候補なのですが、私にしては我慢強く待てています。

上昇トレンドが終わったら、具体的には25日線や75日線が下向きになったら売ろうと思っているのですが、

現在はちょうど25日線が下向きに変わり、75日線はかなり上向きという悩ましい状況です。

直近の高値の2,500円を超えたら……と思案していますが、

そこまで戻したら、25日線も再び上向いていそうなので難しいです。

3日目で力尽く

イーブックイニシアティブジャパン (3658)の3連騰は成らず、

売るか否かという悩みは空論に終わりました。

さて、このまま一過性で元の水準に戻ってしまうのか、それともここから上昇基調に入るのか。

もし幸いに後者だったとしても、水面に出るのは先のことになりそうなので、

とりあえずはこの3月の優待をもらって「史記」と「アウターゾーン」を買おうと思います。

優待で両者を全巻揃えてしまうことになるのでしょうか……。

 

今日は持ち株数の多い主力銘柄の多くが軟調で、ポートフォリオは大幅マイナスとなりました。

イーブックイニシアティブジャパンが売れるかどうか、ということで上目線だったせいか、

今日の下落はあまり気分が良くありませんでした。

原油とプラチナの同時安が心にひっかかっているせいもあるかもしれません。

 

毎度毎度のことではありますが、国会の本分と関係無い攻守ともに低レベルな問責質疑は、

深夜にでも集まって、サービス残業で好きなだけやればいいと思います。

本来この時間に話し合うべきだった議題はどうなるのでしょうか?

それとも、どうせ質問、回答ともに官僚が書いた原稿を読むだけの茶番なので、

そんな茶番の披露時間が、別の茶番によって削られたとしても何の問題も生じない?

 

国会のうち、誰かの問責をしている時間が占める割合はどれくらいあるのか……。

アメリカの選挙時のネガティブキャンペーンもたいがいな醜悪さですが、

日本の国会もそれと堂々と渡り合える代物です。

引き続き、イーブックイニシアティブジャパン考

昨日、黒字転換の決算を受けてストップ高だったイーブックイニシアティブジャパン (3659)。

2日目である今日の値動きが注目でしたが、

ストップ高とまではいかないまでもプラス19.06%、値幅では昨日以上の連騰となりました。

そして今日の高値では、ほんの一瞬ではありますが、私の買値+手数料の株価ぴったりまで届きました。

まさか、この銘柄が水面に出る日がこんなに早く来るとは。

 

するどい針のように突出したピークを描くチャートをこれまでに何度も見ているため、

今回もその轍であるとすれば、売るチャンスはそう長くは持続しないと思われます。

もしかしたら、上記の今日の一瞬で終わりだった可能性さえありそうです。

 

しかしながら、継続的に業績が回復していくのであれば、

この時点でのやれやれ売りは早計のような気もしてきます。

 

いやいや、無配の銘柄なので売れる時に売っておかないといけないのかも。

 

いろいろ考えが巡って難しいところ。

3月28日(火)が優待の権利獲得ということもあり、この2週間が勝負です。

しかし、そもそも含み益に転じないことには決断のしようがありませんので、

明日も勢いを維持して、力強く水面から顔を出してくれますように。

 

今日は、リース業界主要8社のうち7社が2018年3月期に増配見通しという観測記事がありました。

記事中では持ち株のオリックス (8591)について言及があり、

2017年3月期は既報通り51円配予想、2018年3月期は57円くらいか、とされています。

多角化している事業が順調なようで頼もしい限りです。

 

オリックス以外に3社の名前が挙げられていましたが、

その中にリコーリース (8566)は含まれていませんでした。

しかしながら、リコーリースも当然増配してくれるものと思っており、注目はその値幅です。

2017年3月期の60円から最低5円、できれば10円くらいの増配を期待したいところ。

記事に社名は出てこなかったものの、

今日の株価がいつもより堅調だったのは、これが原因だと思われます。

おかげで昨年来高値を更新しました。

さあ、もう一段階上へと。

問題児、イーブックイニシアティブジャパン

ポートフォリオの中でも塩漬け中の塩漬けと言える精鋭部隊のひとつが、

イーブックイニシアティブジャパン (3658)です。

株式投資を始めて半年後くらいに買ってしまった、無配の超問題児。

2-3年に及ぶ超長期の下落トレンドの序盤で買ってしまったため、

株価が買値の半分くらいになるという惨状を経験しているツワモノです。

現在の株価は安定の横ばいになっていますので、底を打ってはいるようです。

 

恐怖の無配銘柄ですが、優待としては電子図書券をもらえますので、

ありがたく(!)、一年あたりコミックスを4-5冊くらい購入しています。

事業拡大に伴う投資に回しているために無配なのだと思いますが、

そろそろ配当を出して欲しいものです。

 

この銘柄、材料が出て度々噴火するという特徴を持っていて、

持ち銘柄の中では、ストップ高を演じた「回数」ではダントツのトップだと思います。

ただ、含み損の解消にはストップ高を何日も続けないといけませんので、

毎回冷めた目で眺めているのですが、今日も噴火しました。

先週金曜日に出した決算がきっかけなのは間違いないと思うのですが、

その中の具体的な要因はさっぱりわかりません。

経常利益が僅かながら黒字に転換したから?

ヤフーとの提携による今後の業績期待?

 

とりあえず今日は、200株分がストップ高でプラス30,000円となりましたが、

これが無かったら全体ではマイナスでした。

その戦犯は何と言っても原油ETF

この3日間のクラクラするほどの急落で、〆てマイナス196,000円也。

損切りをするか否か、するならどのタイミングか。

中長期的には、こいつが一番の頭痛の種です。

かぶみさんの援護射撃

株式投資界における諸先輩方の色々なブログを毎日楽しみに拝見していますが、

一番お気に入りなのは、かぶみさんの「かぶみのトホホ株日記」です。

 

読み物としてもとても面白く、且つ、かぶみさんの分析が参考になる、

気がします(私の知識では理解できない部分も多いのですが)。

もちろん御自分で実際に売買されている訳ですから説得力があり、

下手なアナリストの方の言よりは、かぶみさんの御意見を参考にさせて頂くことが多いです。

 

かぶみさんはやや短期のスイングトレード派ですので、

配当目的での長期保有派である私と銘柄がかぶることはあんまりないのですが、

一昨日はキヤノン (7751)を推すコメントがあり、ちょっと嬉しくなりました。

しかも、かぶみさんはスイングトレードの対象として昨日買われていますので、

まだ上昇余地があると踏んでいらっしゃるのは心強いです。

更に、短期的なチャートのテクニカル面だけではなく、今期の業績についてもポジティブな見解を。

 

キヤノンの今期業績は、私のポートフォリオに非常に大きな影響を及ぼします。

かぶみさんが大きな利益を得て、今期も150円配を維持する展開になりますように……。