三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

キヤノン、頑張って

やや下がりましたが、もっともっと下げてくれないと、売れないし買えません。

 

日経平均のチャートを改めて見てみると、もう2ヶ月ほど横ばいが続いています。

また、ここ1ヶ月ほどのボリンジャーバンドは、かなり収斂した状態で推移しています。

ただ、75日線と200日線はまだローソクの下の方にありますし、5日線とも離れています。

 

煮詰まってくると、その出口ではどちらかに大きく動くと言いますが、

例えばここから2,000円くらいどちらかに動くのだとすれば、

上がったとしても下がったとしても、それなりに楽しめそうなのが心強いところ。

仮に2,000円くらい上に跳ねる展開になれば、さすがに天井だろうということで、

配当利回りの低い銘柄の利益確定に乗り出そうと思います。

 

しかし、取引数はめっきり少なくなりました。

トランプラリー開始の昨年11月以降、月平均の取引数は4回くらいです。

その中身は、新規購入よりも塩漬け株の処分の方が圧倒的に多いですから、

もう処分できそうな塩漬け候補が尽きてきた今となっては、静かに傍観を決め込むしかありません。

これは塩漬け銘柄がきれいさっぱり無くなったという訳ではなく、

正真正銘のツワモノのみが残っているという状況です。

彼らは、このトランプラリーの中にあってもびくとも動きませんので、

いったいいつまでポートフォリオの下の方に鎮座しているつもりなのか、想像もつきません……。

 

日経新聞の記事で、12月決算企業の2017年度の業績見通しが全体で増収増益だと報じられ、

例の一つとして、キヤノン (7751)に言及していました。

東芝メディカルシステムズなど、新しい分野の寄与度が大きくなるとのこと。

キヤノンに関しては、上方修正なんて決して望まないので、

この記事の根拠となっている今期見通しを何とかキープしていって欲しいと切に願っています。

今期見通しを達成できたとして、1株あたり利益がやっと配当額を超えるくらいなので、今期の150円配維持はまさに風前の灯火。

覚悟を決めておいた方がよさそうです。

 

一応、先日購入したすかいらーく (3197)の配当と優待によって、

今年の分のインカムゲインについては少しはカバーできそうではあります。

ただし、すかいらーくについても、来年以降の優待維持は怪しいと思っていますので、

配当稼ぎ頭のキヤノンについては、一刻も早く、緩やかでも良いので再成長路線に乗り、安定した配当をお願いしたいです。

もう第1四半期も3分の2を過ぎましたが、順調に進捗しているでしょうか。

ゴールデンウィーク直前の決算発表、今から戦々恐々です。

プロ野球に関する「よしなしごと」

アメリカのプロ野球で、今季から敬遠四球の時の投球は省かれるとか。

 

サッカーなど他のスポーツと比べた場合、

興行としての野球の大きな弱点の一つは、試合時間が不定で長いことだとされています。

敬遠時の投球省略は、その改善に向けた一手だと思いますが、

個人的には他にもっと手をつけるべきところがあると考えています。

 

私がプロ野球のファンだった時、一番イライラしたのは投手交代です。

 

1. ベンチから投手コーチが出てきて、「ゆっくりと」マウンドへ歩き出す。

2. その途中で球審から新しい球を受け取って、交代を告げる。

3. マウンドに着いたら内野陣も集まって何やら話し込む。

4. しばらく話し込んだ後、ようやく投手交代のアナウンスが流れる。

5. リリーフ投手がのんびり現れ、おもむろに投球練習を開始する。

 

投手コーチの見せ場だとでも思っているのかわかりませんが、特に1と2が最悪です。

その直前に1度行っているケースがほとんどなのに、

投手交代時に投手コーチが再度マウンドに行く必要があるでしょうか。

1-5で5分くらいかけていると思いますが、

監督がベンチから出て球審に告げるのと同時に救援投手が走って出て来れば、1分で済みます。

しかも、ワンポイントだなんだと、細かく継投すれば名采配だと思っているらしく、

1イニングにこの茶番が、第2幕、第3幕と続くことさえあります。

リリーフ投手の準備時間を稼いでいるとか、作戦ぶった小賢しい演出はうんざりです。

 

他にも、攻守交代のだらだら具合もしかり。

もうプロ野球に対する興味は完全に失って久しいので、

外野、いや、野球場の外を歩いている無関係な通行人の立場に過ぎませんが、

かつてのファンが、長年抱いていた勝手なよしなしごとです。

桓騎と李牧

キングダムのコミックスを45巻まで読みました。

 

黒羊丘の戦いが終わりましたが、やはり慶舎が討ち取られてしまったのは意外でした。

その裏返しで、桓騎の強さが改めて印象付けられたことになります。

一方で政との会見では、その態度によって李牧の自信と大物ぶりが強調されていました。

45巻で初登場した李牧の副官のうちの一人が、慶舎と同系統の風貌をしており、手強そうという印象を醸し出しています。

慶舎がこのポジションで良かったんじゃないかなとも思いますが……。

これまでの慶舎についての描写に比して、その最期が呆気なかったので、ちょっと未練が残ります。

桓騎の強さへの読者の印象をその分だけ上積みさせるという意図かもしれません。

飛信隊は直接は関わらないかもしれませんが、李牧との決戦が相当なクライマックスになりそうです。

 

私がキングダムを知ったのはアメトーークでしたので、相当にネタバレをしてから読み始めたことになります。

もし予備知識なしで読んだ場合、どの時点で河了貂やが女性だと気がついただろうとか、

蕞攻防戦で山の民が登場して、

楊端和達が描かれた見開きページを開いた時の気持ちはどうだったろうとか、いろいろと興味深いです。

権利落ち日

他の皆さんのそうそうたるラインナップと比べると極めて庶民的でささやかな、

私の2月優待獲得銘柄(と権利落ち後の今日の値動き)は以下の通りです。

一応、優待も銘柄選びの大きな要素にはなっていますが、

100株ずつ多銘柄というよりは、お気に入りの高配当銘柄に集中という方針ですので、

このくらいがせいぜいでしょうか。

 

イオン (8267)、マイナス1.42%

きょくとう (2300)、マイナス6.15%

DCMホールディングス (3050)、マイナス2.78%

吉野家ホールディングス (9861)、マイナス1.33%

コメダホールディングス (3543)、マイナス1.57%

 

あと、2月権利ではありますが優待は8月というコシダカホールディングス (2157)が、何故かマイナス4.27%の派手な下げ。

2月分の配当は0.7%くらいの筈なのですが……。

権利落ちの程度としては、まあ許容範囲という感じです。

 

全て現物を長期保有している(する予定の)ものばかりです。

優待をもらう投資家と手数料を取る証券会社が得をして、

その分のしわ寄せが我々長期株主に跳ね返ってくる大迷惑なつなぎ売りには、重ね重ねですが反対です。

 

ところで、株主ではありませんが、ヤマトホールディングスのニュースを見て考えさせられました。

消費者としてはついつい「送料無料」に食いついてしまいますが、

その分をどこが吸収している(させられている)のかという点にも目を向けないといけないようです。

大企業と、その下請けの中小企業との間の力関係と似ているのかもしれません。

品物を配達してくれないとネット通販は成立しませんし、

部品がないと車は作れませんので、「立場が弱い」方にも主張する手がかりはありそうな気はするのですが、

そううまくはいかない事情があるのでしょうか。

 

格安の深夜バスや、中国産の食品などもそうですが、

あまりに節操なく低価格のみを動機にして食いつくのは、リテラシーが高いとは言えません。自戒も込めて。

諸悪の根源であるデフレにしても、そこが温床の一つなのでしょうし。

大局観を持ち、扇動などに揺らぐことがない賢明な国民でありたいと思います。

今日は2月優待の権利確定か

為替やニューヨークの結果から、昨日はてっきり騰がるものだと思っていたのですが、肩透かしでした。

ポートフォリオは幸いにして、リコーリース (8566)、三井物産 (8031)、キヤノン (7751)、

すかいらーく (3197)等のおかげで指数に勝りました。

 

大成ラミック (4994)はあっさり反発してしまい、約定しませんでした。

配当利回りは微妙なレベルなので、追いかけるべきか悩ましいところ。

やや値がさでもあるので、慎重になります。

 

底を打ったと喜んでいた全国保証 (7164)は、戻りが一服気味になってきました。

1年保有でクオカードが5,000円に拡充という条件があることから、

もし売却益を選ばずにこの3月に優待権利を取ることになった場合には、その後の利益確定は決断をしにくくなります。

 

買付余力に余裕が少なくなってくると、その分配が重要です。

すかいらーくはもうナンピンできなさそうな動きですので、選択肢から外れたかもしれません。

それにしても、当分は下落局面が来ないような、

いやそれどころか、じきに日経平均20,000円を目指すような相場の雰囲気になっている気がして、

「総楽観は……」が頭にちらつきます。

あいにく買付余力は乏しいですが、ダブルインバースはある程度持っているので、一応の覚悟はできています。

頭痛と東京マーケットワイド

昨日は頭痛のため仕事は病欠して、東京マーケットワイドを流しながら休んでいました。

平日の日中に、東京マーケットワイドをBGMにして、のんびり銘柄探しや勉強をする。

リタイア後の夢のような生活が垣間見えます。

ただ、今日は頭痛がひどく、薬を飲んでも効かないのがしんどいです……。

 

昨日の相場は、JCU (4975)がさすがにマイナス2.27%と調整し、

ポートフォリオ全体の上昇も指数には及びませんでした。

 

リコーリース (8566)の力強い再上昇は頼もしい限りですが、

今度はキヤノン (7751)が、75日線の上に降りてきました。

200日線も横ばいからやや下向きに転じており、何とも心もとない動きですが、

相場の雰囲気に乗っかって上昇気流をつかんでくれないでしょうか。

 

3月優待の大成ラミック (4994)が急落していましたので、逆張り派の出番です。

一応慎重に、昨日の安値より少し下で待ってみることにします。

 

頭痛がなかなか治らないので、今日も東京マーケットワイドをお供に静養します。

ニラの植え替え

昨年からベランダの植木鉢にて、大好きな野菜であるニラを育てています。

春から秋にかけて、ある程度は収穫して食べることができたのですが、

いかんせん葉幅が2mmくらいしかなく、市販のものと比べると著しく見劣りがします。

2年目に入るのに合わせて植え替えを行うと、葉幅も広くなるという情報があったので、早速先の日曜日に実施しました。

もう少し暖かくなってからの方が、私の体にも、そしてニラにも良かったのかもしれませんが、

スギ花粉が本格的に飛び始めてしまうと、ニラの世話どころではなくなってしまいます。

先週末がぎりぎりの折衷ラインでした。

 

さて実際に挑戦してみると、文章で読んだイメージ通りにはなかなかいきませんでした。

根がかなり張り巡らされているために、掘り起こすのも、1株ずつにほぐすのも一苦労。

 

また、植え直してみると、何故か水はけが極端に悪くなり、しばらく溜まって染み込まないようになってしまいました。

植え直す前は水はけ抜群で、水を遣ると数秒後には下から流れ出てきていたんですが……。

水はけが悪いのはよろしくなさそうなので、今後も状況が変わらないとすると、かなりの不安要素です。

なんにせよ、まず植え替えた後にちゃんと根付いたかどうかを確認できるまでは、落ち着きません。

しかし今は葉も枯れている時期なので、根付いたかどうかの明確な反応を確認することはできず。

花粉が大量に飛散して、近所の公園がすさまじい喧騒に包まれる一ヶ月後まで待つしかなさそうです。